
・6泊7日(会社休:7日間)
・手術は2日目に実施
1日目(月)
前営業日である金曜日に電話で入院時間の連絡があった。入院当日は駅で母と待ち合わせをし、指定された入院時間である13:30に病院へ。入退院窓口で受付。その後「ボランティア」のバッジをつけた男性が入院する産婦人科まで連れて行ってくれる。こういうボランティアもあるんだな。ありがたい。
入院準備にあったリストに合わせて持ち物を準備するが、一部レンタルも可能。私がオプションでお願いしたものは下記の通り。(病院によってレンタルのラインナップや金額は異なる模様。)
・パジャマ、タオルのレンタル 410円/日
(歯ブラシ、コップなどの雑貨は返却不要)
・テレビ・冷蔵庫 460円/日
・窓際ベッド(4人部屋) 2000円/日
・T字帯 200円(買い取り)
洗濯を気にせず、清潔なタオルを使えたのはよかった。私は自宅にテレビがなく基本的にテレビを見ないので、テレビ、冷蔵庫はなくてもよかったかもしれない。あらかじめiPadにNetflixの動画をダウンロードしておけばそれで間に合った気がする。2ヶ月前に入院した友人は「映画なんて見る気力はなくて、テレビを流し見するくらいだよ」と言っていたので、人によると思う。2月という寒い季節だったので、冷蔵庫も不要だった。
私の病棟の場合、ベッドの種別は3つ種類があった。
1. 個室(値段忘れた。結構高額で、それなら元気になって旅行に行こうと思う金額だった。)
2. 4人部屋の窓際ベッド(+2000円)
3. 4人部屋の廊下ベッド(+0円)。
私は入院が長いこともあり窓際ベッドを選択。眺めが非常によかったので、窓際にして正解。

2ヶ月前に入院した友人が、病院の持ち物リスト以外で便利だと思ったものを事前に教えてくれていたので、私も持っていった。
●あって便利だったもの
・ティッシュ、ウェットティッシュ
(とても便利。必須。弱っていると手を洗いに移動するのがしんどい)
・筆記用具
(薬を飲んだ時間を書いたりするために必要)
・ふりかけ
(お粥の味変によかった)
・エコバッグ
(洗濯物を運んだりするのに便利)
・のど飴
(持ってていかなかったけれど、あればよかった。
咳が手術の傷に響いて一番痛かったから)●状況によるもの(私の環境ではなくても大丈夫だった)
・お箸、小さめスプーン(食事についていた)
・電源タップ(足りた。配置も大丈夫だった)
・S字フック、洗濯ばさみ(棚があった。洗濯物は乾燥機で乾かした。)
入院当日は母に付き添っていてもらったが、体も元気で動けるし、大切な説明もなかったので、付き添いはいなくても大丈夫と言えば大丈夫。心の支え的な感じ。
特にすることがないが夕方、点滴を繋ぐ管を腕に刺すという。それまでにシャワーを浴びておいたほうが楽だと看護師さんが教えてくれたので、シャワーを浴びる。その後点滴を繋ぐための管が腕についてちょっと病人らしくなった。
麻酔科の方がベッドまで来てくれて、丁寧に説明をしてくれた。「何か心配事は?」と尋ねてくれる。当初、入院は5日間と聞いていたが、予定表では7日間になっていたり、腹腔鏡手術の話も出ていたのに開腹手術になったりと、聞いていた話と違うことで不安になっていることを聞いてもらった。(※後日、先生に予定表が実際と違うことについて聞いたところ、一人ひとりにカスタマイズされていない予定表なので、実際とは異なると教えてもらった)若い方だったが、いかにも信頼できそうな印象の女性で、彼女のおかげで安心した。麻酔中にかけるCDを選べるそうなのでカフェっぽい音楽をリクエスト。何となく。
手術の予定時刻は翌日午後2時くらいで、その日3番目の手術らしい。この時間に家族が同席するようにとのこと。点滴の管を入れ、説明を聞く以外は暇なので、自販機コーナーまで散歩して水のボトルを買った。

夕食は炊き込みご飯とアジの竜田揚げだった。おいしい。今後24時間くらい食事はできない。夜9時、下剤を飲むが、出ない。錠剤を水で飲んでからは水を飲んでもダメ。
2日目(火)手術
朝になっても下剤の効果がないので、看護師さんに言う。便通は必須でないとのこと。朝のナースステーションには同じ悩みを持つ他の患者さんがいた。出ないよね。父と母が午後2時前にやってくる。付き添いにはポケットベルが渡され、手術中は病院内に待機。終わるとポケットベルに連絡が通知されるそう。
手術着を着て、エコノミー症候群を防ぐひざ下ストッキングを履いておく。予定通り2時くらいに手術ということで看護師さん、両親とともに手術室の前へ。手術室に看護師さんと入ると、昨日説明をしてくれた麻酔科の方がいた。目が合って、安心した。昨日お願いしていた「カフェっぽい音楽」はちょっと民族っぽさがあった。私っぽくて面白い。
その後、手術室でベッドに横になって丸まり、硬膜外麻酔。背骨の間に針を差し込んでいく。麻酔の液体なのか、じわじわする。(後日、知人はあの入っていく感触が気持ちいいと言っていた。いろんな人がいる。)看護師さんが抱きかかえるような恰好でいてくれたので安心した。そうこうしているうちに麻酔にかかる。
記憶なし。
気が付くとベッドにいて、母が「明日来るからね」と言って去っていった。
記憶なし。
手術の回復室での記憶も、いつベッドに戻ってきたかも記憶にない。同室の患者さんたちは手術から戻ってきたときに受け答えをしていたので、私はがっつり麻酔が効いていたのかもしれない。
時々目が覚めて、部屋が明るかったり、暗かったり。足にエコノミー症候群防止のエアマッサージャーがついている。看護師さんが定期的にベッドにきて血圧や熱を測り、傷をチェックしていく。(傷には透明なシールが貼ってあり、服をめくるだけで様子を見ることができる。)看護師さんありがとう。私は熱があるらしい。
⇒子宮筋腫体験記録4(入院2:手術後~退院)
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